皆さま、はじめまして。『カウンセリングオフィス しろくま』です。

緊急事態宣言が初めて発令された年の4月、ウィルスは爆発的に感染を拡大させ、悲しいニュースが連日のように報道されました。
多くの人達が生活の自由を奪われる中で、不安で心を痛める人達を見守ることしかできなかった私は、臨床心理士として役に立てることはないか、毎晩友人や、同僚たちと意見交換を重ねました。

その結果、私は無料で悩み相談を受けることにしました。コロナにより生活の変化や先行きの見えない辛い思いをしている人達の悩みに専門家として寄り添おう、と強く決心しました。

始めたその日から、相談は毎日、続々と寄せられました。当初は、その数の多さに驚きましたが、一方で、気を遣わずに安心して話せる場が少ないことを思い知ることになりました。
そして、学校や職場、家庭との折り合いに悩み、そこに1人で立ち向かっている方がこんなにも多くいたことを痛感しました。

日々のカウンセリング業務と並行してボランティアで相談を受け続けているうちに、
たとえば風邪を引いたらすぐに相談できるかかりつけ医のように、かかりつけの心理士が必要とされているのではないかと考えるようになりました。
私が理想とするかかりつけ心理士は、身近な相談先として、日常に繋がっていることで、もし急な心配事が起きても大きく心を乱さずにいられるための存在です。

あなたにとってそんな存在になれるよう、この度『カウンセリングオフィス しろくま』を立ち上げました。
大きなカウンセリング会社にはない、身近さと秘密が守られる安心さを大切にしています。
現在では男性1名、女性1名のカウンセラーが、子どもから大人まで多岐にわたる悩み相談をお受けしております。